静岡大学公開講座とJOAナヴィゲーションスキル検定を担当しました

3月8日(土)に開催された静岡大学公開講座「安心登山・アウトドア活動のための 読図とナヴィゲーションスキル(中級編)」にて静岡大学教授の村越真氏とともにO-Supportの小泉が講師を務めました。地図作成やコース設定も担当しています。

中級編は一般的な登山道を1人でナヴィゲーションできるようになることを目標に、地図の基礎知識やコンパスの使い方をしっかり身につけたうえで、ナヴィゲーションの実践的なノウハウを学ぶ内容となっています。本講座は公益社団法人日本オリエンテーリング協会(JOA)のナヴィゲーションスキル認定講座(シルバーレベル)となっており、希望者は翌日のスキル検定をセット受検することもできました。

今回は静岡市葵区の羽鳥地区を囲む里山を講習コースとして利用しました。比高の少ない山の一方で、尾根上の道分岐が多数あり、中級編に相応しいコースを設定することができました。肌寒い一日でしたが皆さんには地形把握やコンパスを使った方向確認の重要性を実感していただけたのではないかと思います。

翌9日には藤枝市との境にある宇津ノ谷峠にてJOA主催でナヴィゲーションスキル検定(シルバーレべル)を開催。こちらも問題の作成と検定員を担当しました。

検定では現在地や進行方向を答えて正誤を採点するだけでなく、その解説を現地で受けることができます。講習会に参加するだけでは聞いただけで終わってしまいがちですが、検定では緊張感ある中で自力でナヴィゲーションする機会を持てるだけなく、その判断が正しかったかを確認することでスキルの習得に欠かせないトライ&エラーを積み重ねることができます。ナヴィゲーションを本当に上達させたい人におすすめです。

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