第8回伊豆大島ジオパーク ロゲイニング大会の競技ディレクターを務めました

10月31日(土)、第8回伊豆大島ジオパーク ロゲイニング大会が開催されました。今回もO-Supportの小泉が競技ディレクターを担当しました。

離島の伊豆大島でも当然コロナ禍の影響は避けられず、開催決定まで、また開催決定後にも実施するか否かは何度も検討がなされましたが、観光の島に定着したロゲイニングイベントの灯を消すまいと関係各位にご協力いただき開催に漕ぎつくことができました。もちろんこれまで通りの方法での開催とはいかず、一斉スタートを取りやめ時間内に自由にスタートするフリースタート形式とし、開会式も閉会式・表彰式も省略、チェックポイントの到達確認となる写真チェックも高得点チームのみ限定という簡略化されたスタイルでの実施となりました。

健康確認や検温、飛沫防止も実施しました

また昨年台風の影響で南部から北部エリアに競技エリアを移したので、順番で言えば今回は南部エリアを利用することになりますが、バス路線が限られることもあり三密を避けるためにも、バス路線が多く観光施設も多数あって受け入れ態勢が整っている北部エリアを3回連続で利用することとなりました。

スタートしてから地図を取る。つまりプランニング(作戦)タイムも競技時間に含めました。

ということで3回連続北部エリアを利用することになり、どうしても似通った場所がチェックポイントになってしまいます。そのためできるだけこれまでとは違う配置にしたり配点傾向を変えたりと常連さんでも楽しめるコース設定を心がけました。もちろん三原山山頂や海岸エリア、人々が歴史を紡ぐ史跡など定番ポイントはしっかり押さえており、初参加の人には大島を満喫してもらえるようにしてあります。

ブラタモリでも取り上げられた安永噴火の時にできたパホイホイ溶岩の丘もチェックポイントに

コースを設定した後に伊豆大島を舞台にしたブラタモリが放送されました。チェックポイントにした場所が紹介されたら皆さんにも喜んでもらえるんだけどな~、と放送を見ていたのですが、見事に紹介してもらえ番組のファンの皆さんには「あそこを見れてよかった」と好評だったのも嬉しいポイントでした。またいろいろな影響もあって参加チームが例年より少なかったにも関わらず、今回も全てのチェックポイントにチームが訪れており、コースプランナーとしては嬉しいところです。

細かな部分で至らぬ点もありご不便おかけしましたが、あらためて参加してくださった皆様、大会開催に当たってご協力いただいた大島の皆様、大会関係者に厚く御礼申し上げます。公式ウェブサイトには成績表や写真が掲載されますのでぜひご覧ください。

大会ウェブサイト:http://www.izuoshima-rogaining.com/

当日は秋晴れで伊豆半島や富士山も一日中よく見えました

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