6月3-4日に埼玉県越生町で開催された日本オリエンテーリング協会（JOA)主催「ナヴィゲーション講習・スキル検定（ゴールドレべル）」にてO-Supportの小泉が講師を担当しました。

JOAでは日本のアウトドア活動で必要なナヴィゲーションスキルを体系化し、ブロンズ、シルバー、ゴールドの３つレベルに分けて段階的にしっかり習得してもらえるようにナヴィゲーション・スタンダードを設計しました。今回は最上級レベルに相当する内容の講習を行いました。講習を受けた翌日に検定試験があり、そのレベルに達しているかどうか腕試しをすることができ、検定合格者はJOAからゴールドレベル認定を受けられます。

今回の受講者は過去にシルバーレベルに合格した方のほか、ゴールドレベル再受講・再試験という方もいました。つまりベースとなる知識や技術、考え方がしっかり身についていないと1回だけでは十分な水準に達せない場合もあるということです。しかし検定という環境で何度もトライして失敗することにも大きな意義があります。山行で間違えれば遭難してしまうかもという状況もあり得ますが、検定ではその心配はありません。安心して間違えることもでき、そこからどんな考え方をするべきだったのかいろいろと学びを得られるものです。そんな経験をたくさんすることがナヴィゲーション上達の秘訣だたりします。

来月には講習・検定で講師・検定員を務めるナヴィゲーション・インストラクター養成講座も開催されます。JOA主催の講習・検定は秋以降にも開催予定。ご興味ある方はぜひお問い合わせください。