6月14日、東京都内にて日本オリエンテーリング協会(JOA)主催のオリエンテーリング日本代表壮行会が行われました。この夏の世界選手権に出場する各種目、各年代の代表選手が揃い、関係者から激励を受けました。
オリエンテーリングは2020年の東京オリンピックの開催都市が提案できる追加種目に申請され、組織委員会の選考を受けます。これによりテレビや新聞でオリエンテーリングの名前を見る機会が増えました。今後の選考過程で競技の様子や選手のプロフィールが紹介される機会も増えるかもしれません。壮行会のあいさつに立ったJOA村越副会長の言葉を借りるならば「オリエンテーリングの日本代表選手は世界の舞台で戦う日本を代表する選手であると同時に、オリエンテーリングを代表する選手としても注目される」ことになります。
近年はロゲイニングなどのナビゲーションスポーツを通じてオリエンテーリングのトップ選手の凄みを多くの人の知ってもらえる機会も増えてきました。選手の皆さんにはまずは世界大会での目標達成を第一に競技に集中してもらいつつ、競技普及の一番の担い手としてこれからのさらなる飛躍も期待したいです。ご健闘をお祈りします。