室戸トレイルランナーズミーティング2016にて講師を務めました

3月12-13日に高知県にある国立室戸青少年自然の家にて開催された室戸トレイルランナーズミーティング2016にてO-Supportの小泉が講師を務めました。

昨年はトレイルランナーの鏑木毅さんによるトレイルラン講座でしたが、今年は山での活動の幅を広げつつ安全に帰ってこられるように、ということで読図がテーマに。小泉が四国出身というご縁もあり、光栄にも声をかけていただきました。

2日前に室戸入りし、急ぎコース設定、地図作成などの準備を進めました。室戸は南国ということで山のなかはヤブだらけで道しか通れないだろうと思っていましたが、意外やそんなことはなく、きれいなオフトレイルの森の中を楽しむことができるフィールドでした。なにより教科書で見た海成段丘(海岸段丘)が目の前に広がる興奮は四国に本物の新幹線が来るくらいの衝撃だったかもしれません。

海成段丘

海成段丘

きれいな室戸の森 山の上にありながら浅く緩いこの谷は萌え地形

きれいな室戸の森 山の上にありながら浅く緩いこの谷は萌え地形

さてイベントでは1日目に自然の家やその周辺での読図講習会、2日目に室戸の市街地まで含めた2時間半のロゲイニングミニレースを実施しました。四国に住む多くの人にとっても室戸は遠い場所ではありますが、それでも参加する皆さんはとてもモチベーションが高く、いろんな質問があり、夜の交流会も含めとても濃密な、あっという間の2日間でした。四国ではまだまだ地図を読み山に入るトレイルランナーは少ないようです。四国は本州に比べれば面積では負けるかもしれませんが、山の楽しさ、奥深さ、そして険しさは決して他の場所に劣るものではありません。ぜひこれを機会にナビゲーションスキルの必要性を感じ、読図に興味を持ち、ナビゲーションスポーツを通じてスキルアップを図る人が増えてくれればと願っています。

会場の国立室戸青少年自然の家や主催のクーランマラン人力旅行社の皆さんにもお世話になりました。クーランマラン人力旅行社のウェブサイトにはフォトレポートも公開されていますのでぜひご覧ください。

201603151

クーランマラン人力旅行社フォトレポートより

クーランマラン人力旅行社フォトレポートより

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