室戸ジオパークロゲイニング2017のイベントディレクターを務めました

2月26日に高知県室戸市で開催された室戸ジオパークロゲイニング2017のイベントディレクターをO-Supportの小泉が務めました。

室戸岬灯台。光達距離26.5海里(約49km)は日本一!

昨年は室戸トレイルランナーズミーティングとして読図講習会&ロゲイニング体験を開催したところ大変ご好評で、今年はロゲイニングメインでの開催となりました。

今回はオリエンテーリングアジアチャンピオンの谷川友太氏と一緒に室戸へ向かい、2人でロゲイニングの調査。たった1日半の調査期間でしたが、事前の下調べとトップ選手2人という機動力を生かし、地図とコースを仕上げました。

大会前日の25日は読図講習会&交流会。講習会では等高線の読み取りなどを一通り勉強したあとにミニオリエンテーリングとして会場の国立室戸青少年自然の家の中で地図をもってナビゲーションしてもらい、その後難しかった場所へ向かって振り返りを行いました。

講習会(屋内)

講習会(屋外)

交流会ではオリエンテーリングの世界大会の様子やイギリスで開催されたOMMの紹介、そして交流を深める余興として写真から風景を読み相手に伝え答えを見つけるというゲームを行ったりと楽しんでいただきました。

交流会。アジアチャンピオン谷川氏は質問攻めに。

大会本番は室戸世界ジオパークセンターに会場を移し、ロゲイニングスタート。室戸岬をまるまる競技エリアに収め、ジオサイトや史跡、当日開催中だった「むろと2000本桜まつり」の会場などを巡っていただきました。ちなみに配点は谷川氏が行い、レース後にはコース解説もしていただきました。

遠隔地ということで参加者は少なくイベントとしては少し寂しさもありましたが、その分参加者の皆さんと触れ合うことの多い濃密な時間を過ごすことができました。室戸市の方からも次回に向けて前向きなお言葉を頂きました。なかなか行けない場所だからこそ、地図を持ってまわる楽しさは倍増するというもの。より多くの方に参加していただける魅力的なイベントにできるようがんばりたいです。次回にもぜひご期待ください。

写真提供:クーランマラン

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