OMM JAPAN 2019の地図作成とコース設定を行いました

11月9-10日に長野県車山高原霧ケ峰周辺で開催されたOMM JAPAN 2019 KIRIGAMINE – KURUMAYAMAにて地図の作成とコース設定の一部をO-Supportの小泉が行いました。

OMM(オリジナル・マウンテン・マラソン)は体力、ナビゲーション、野営などのマウンテンスキルを問うイギリス生まれのレースで、OMM JAPANは6回目の開催です。2人1組で地図に示されたコントロール(チェックポイント)をめぐりながら、制限時間内に走破、かつ夜間は決められた場所でキャンプをしなくてはいけません。詳細は公式サイトをご覧ください。

今回も日本らしい尾根沢の発達した森が広がる一方で、まるでOMMの本場イギリスの荒野を思わすような霧ケ峰のオープンエリアもあり、体力、ナヴィゲーション、装備品含むリスクマネジメントなど山の力を試すチャレンジングなコースを提供するにふさわしいフィールドを提供していただきました。そのため地図調査もコースプランもとても楽しく進めることができました。また結果を見る限り、昨年宿題だったコース難易度についても、今年は本来のレギュレーションに近いものを提供できたと感じています。

参加された方からとても楽しめた、しんどかった、難しかった、簡単だった、と様々な感想をいただきましたが、特に最近オリエンテーリングをはじめとするナヴィゲーションスポーツに取り組み、講習会や練習会にも参加してくださっている方たちがうまく回れたという話を見聞きすると本当に嬉しく思います。コース設定指針や今後の課題などについては後日公式サイトで公開される各種レポートをご覧ください。

今回も素晴らしいフィールドを提供してくださった地元の皆さん、無事に戻ってきてくださった参加者の皆さん、そして運営に携わった全ての皆さんに感謝いたします。特に何日も山に入り調査してくださった宮内氏と近藤氏、2日分の地図印刷と耐水加工を請け負ってくださった坂野山遊地図企画の坂野氏、下見から調査に試走そしてコースプランとこれまでになく多くの面でコースプランを担い僕のフォローもしてくれた谷川氏には深く感謝します。

調査に入っていたころの山の様子

試走時のキャンプ。今年も真夏の一番暑いとき、本番とは違う過酷さのある中で試走をがんばりました

1日目を無事に終え、2日目に向けたマーシャルミーティング。各界のエキスパートが終結

今年も冷え込みました。2日目朝のスタート

1日目、交通整理中。一緒にコースプランした谷川氏(右)と写真を提供してくださった参加者の林さん(中)とともに

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