11月29日に静岡県浜松市で開催されたJOAロゲイニング大御所シリーズ浜松大会のイベントディレクターをO-Supportの小泉が務めました。
大御所シリーズは家康公没後400年を記念して、家康公ゆかりの5都市で開催されるロゲイニングのシリーズ戦で、浜松大会は岡崎に続く2戦目でした。家康公に関連するポイントや浜松の歴史文化産業に触れることのできる45か所のチェックポイントを県内外から集まった選手が地図を片手に巡りました。
大会結果は大御所シリーズ公式サイトのリザルトページに、大会の様子(写真)は大御所シリーズfacebookに掲載されています(facebookアカウントがなくても見られます)。
織田や武田などの大勢力に囲まれ、三方ヶ原の戦での大敗や築山御前の悲劇など苦い経験も多々あった浜松時代。青年期~壮年期にあたる家康公は、天下取りに必要となる多くの経験をここ浜松で得たことでしょう。そんな中で行われた家康公の城下作り。天竜川によってつくられた三方原台地の段丘末端部に位置する浜松は細かな尾根谷が織りなす複雑な地形があり、江戸の地形に共通するところもあります。浜松と江戸、どちらも家康公時代の城下が現在の町の骨格となっていますが、世界に誇る大都市東京の礎はここ浜松での経験が大いに活かされているのではないかと思います。そんな家康公時代の浜松に思いを馳せながらロゲイニングを楽しんでいただけたならば幸いです。
本大会開催にあたり、地元で活動する浜松オリエンテーリングクラブやトランジションタウン浜松、TEAM Blueの皆さんにチェックポインの設定から渉外活動などで大きなご協力をいただきました。また多くの企業、関係機関よりご後援、ご協賛いただき、報道各社には県内を中心にご報道いただきました。大会開催にご協力いただきました皆様にあらためて御礼申し上げます。
大御所シリーズは12月の大江戸(東京)、1月の日光、駿府と続きます。1月の大会はまだエントリー締め切り前。シリーズ途中での参戦もOKですので、ぜひお申込みください。