12月1日に埼玉県飯能市で開催された日本オリエンテーリング協会(JOA)主催の「基礎から学ぶナヴィゲーション講習」(JOAナヴィゲーションスキル検定ブロンズレベル)のメイン講師をO-Supportの小泉が務めました。
本講習会はJOAが整備を進めているナヴィゲーションインストラクター資格およびナヴィゲーション検定の新しい制度の下で開催された最初のJOA主催講習会です。本制度は日本のアウトドア活動で必要なナヴィゲーションスキルを体系化し、ブロンズ、シルバー、ゴールドの3つレベルに分けて技術をしっかり習得してもらい、山岳遭難を減らそうという理念の下に設計されました。
今回の講習はその最初の入口であるブロンズレベルに相当する回で、33人の方が受講され、うち32人の方がブロンズレベルの認定を希望されました。(※レベル認定は任意。なおブロンズレベルには検定試験がなく講習会を受講するだけでレベル認定を受けることができます。シルバーレベル以上では検定試験に合格しなくてはいけません)
また夏に開催されたナヴィゲーションインストラクター養成講座にてその指導員たるナヴィゲーションインストラクター一期生を養成しており、今回の講習では彼らの教育実習としてOJTも行っており、今回の経験も踏まえて彼らの活躍により、質が高く適切な内容のナヴィゲーション講習会が各地で実施されていくことでしょう。
O-Supportの小泉は本制度の設計にも携わっており、同じく設計に関わってきた村越JOA副会長、田島利佳講師とともに今回の講習の講師を務め、講習全体のマネジメントを行うメイン講師も担当しました。