OMM LITE/BIKE JAPAN 2016 HAKUBA/OTARI 終了

7月16-17日に長野県白馬村と小谷村で開催されたOMM LITE/BIKE JAPAN 2016の競技ディレクターとコースプランナーを務めました。

当日は2日間ともあいにくの空模様で白馬岳などの美しい景色を臨むことはできませんでした。しかしゴールの時間帯には雨が上がり晴れ間も見えるなどまさに「OMMらしい」天気のなか、参加者は白馬村小谷村に散らばったコントロール(チェックポイント)を目指して駆け巡りました。

今回はライト(ランorウォーク)とバイクを同時に実施するということで、当初はどちらも同じ地図、同じ範囲を利用する予定でした。しかしやはり環境面の懸念などもありライトとバイクで使うエリアを少し変える必要があり、ランとバイクで地図の縮尺を変え、バイクはより広いエリアを利用しています。また縮尺を小さくすることでベースマップの地形図が読みづらくならないよう、道情報をより強調して描くなどバイク向けに手の込んだ地図にもしています。

簡単に言えば今回のイベントはランかバイクで行う2日間のロゲイニングです。地図とコントロール位置は2日間とも同じ。しかも地図は受付を終えればすぐに手に入ります(受付は前夜から)。ただコントロールの得点配置が1日目と2日目で異なるので2日目での逆転も可能。さらにOMM本戦は1日目と2日目の競技時間の間は指定された場所でテント泊が基本ですが、今回のイベントは競技の間は自由。ホテルに泊まってもよし、オートキャンプでも可。そんなちょっとゆる~いルールが受けたのか、多くの方にご参加いただけました。

さて、開催日は3連休で白馬村周辺は観光客で混み合う中、大きな事故トラブルもなく終了できたのも事前に根回しをしてくださった地元白馬観光開発(株)の皆さん、そしてマナーを守って安全に競技に取り組んでくださった参加者のみなさんのおかげです。「楽しかった」「また参加したい」という声をゴール直後から数日経った今でもお聞きできていることは、色々と苦しい中で準備してきたことが報われたようで大変嬉しく思います。

個人的には4年間(5回目)、岩岳スキー場を拠点にナビゲーションスポーツに関わらせていただいている中で、今までで一番賑やかなイベントを無事に提供でき、いつもお世話になっているみなさんへ少しでも恩返しできたのならば嬉しいかぎりです。ぜひまた白馬に戻って来られるようがんばりたいと思います。

OMM競技チームも3つめのイベントが終わり、だいぶ洗練されてきたように思います。再度結束を高め、秋の本戦に向けて残り少ない時間で最後の仕上げへと取り掛かっていくことになります。ご期待ください。

日本中を熱狂させたこの場所にもコントロールが!

日本中を熱狂させたこの場所にもコントロールが!

会場の岩岳スキー場

会場の岩岳スキー場

1日目ゴールラッシュ

1日目ゴールラッシュ

テント泊も人気

テント泊も人気

2日目は結構な雨が降る中スタート

2日目は結構な雨が降る中スタート

撤収を終えほっと一息

撤収を終えほっと一息

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